好きすぎると勝手に傷つく話

このところ自分の心の整理のためにブログに思いのたけをつづることをしてみて思ったけど、やはりまとまった文章が書ける上に読む人が限られる(いないかもしれないけどいるかも)というところが自分には合っていてストレス解消にもなることを発見した。

本当は紙とペンで書いたほうが良いんだろうけど、そこは妥協。

 

今回はね……

いやあ思った以上に新しいツアーにおけるGHOSTのメンバー変更が自分にはショックだったことに加えてどうやらまた円満な解雇じゃないぽいのが垣間見えてしまって気持ちが落ち込んでいる、というのを自分の中に抱えてるのがつらいので書きたかった。

 

これ、完全にファンの目線で凹んだ話を書くだけなので、できるだけ憶測によって印象操作しないように努めますが、コンテンツを純粋に楽しめなくなる可能性もあるというのを先に断っておきます。

 

■GHOSTは主催者トビアス以外は入れ替わるバンドである。

というのが、2016年末ごろに訴訟までに発展したメンバーとのトラブルの末、明確になったわけで、もうそういうものだと皆が理解したしそのあともメンバー変更はありつつも結構長期固定ラインナップでツアーを続けていたんですよね。

ちなみにレコーディングもツアーメンバーと一部かぶった構成で録音していたものも過去にありましたが、基本的にツアーのミュージシャンと完全に一致することはなくて、この数年はツアーの人をレコーディングに呼ぶことはなくなりました。

 

■ツアーメンバーはうまく行ってるように見えたが……

それでImperaのツアー後に各メンバーが正体を明かすことが暗に許可されたようで各々のSNSでツアー後の集合写真を載せたりすることもあり、インタビューはバックステージの写真からも、結構上手く行ってるように表面上見えたんですけど……

今回のツアーからコーラスとリズムギタリストが変更になりました。

 

変更になったのはいいんだけど、リズムギタリストは例の訴訟後に入れ替えたラインナップから6年くらい帯同していて、単なるファンの目線からではありますけど、ここ数年のツアーの世界観づくりに結構影響を与えていたとも思うんですよね。

(だからと言って音楽面やGHOSTの大本の世界観を構築するのにかかわっているとは思ってはいないけど)

……単純に言えばライブにおける彼の役割が好きだったし、実際に会ったことがある唯一のグールだったこともあって私も思い入れがあるから非常に寂しいのです。

 

ただ、世界観を変えたいとか新曲追加による演奏面での理由とか、変更理由はいくらでも考えられるし、その方針を決めるのはファンではないのでそれは受け入れるしかないかなーと思っています。

 

が、

 

■どうも円満な解雇でもなさそう……

今回一番凹むのがこれなんですよね。

この解雇された方が納得いっていないというのが本人のSNSなどからうかがい知れてしまったところが私としては非常に苦しいところで、今回吐き出したくなった心境につながるのです。

 

いや

 

まじで

 

 

またか……

 

いや、2017年から18年ごろに訴訟の文書の翻訳に一通り目を通して苦しんだあたしにとっては当時ほどの心労は感じないのですが、

それにしても前と似たような状況になってしまってるのが残念過ぎる……

訴訟に発展したときは契約がすごく曖昧だったことが大きな要因だったし、今回はそれは無いだろうから訴訟も起こらないだろうとは思う。

そして契約上問題ない解雇の仕方なんだろうとも思う。

メール一通で解雇(当事者曰く)しても契約上問題ないんだと思う……

でも解雇された側がこの解雇のされ方に納得していないのを明確に発言してしまったんで、うーん見たくなかったぞ……

 

■現実的なものが見えてしまったのがショックだった。

当事者としてはいろんなコストやリスクのある訴訟自体がまず厄介だったとは思うんけど、ファンとしてはできる限りバンドはエンターテイメント、ファンタジーをキープしてほしいので人間関係のいざこざが漏れてくること自体防いでほしいなあとか、超勝手ですよ?超勝手なアレなファンのわがまま願望ですけど思っちゃうんですよね。

 

■全貌は当事者にしかわからないので

で、今回なんでこうなっちゃったのかは結局考えてもわからないんだよね。

私も解雇されて落ち込んでいる様子の彼に同情みたいな気持ちもわくし、もうちょい別の方法なかったのだろうか、と片方の情報だけでバンド側の対応に疑問を抱いてしまっているのは正直なところなんだけど、もうできる限りこのことは考えないようにしたい……

こういうバンドだしこういう人なんだよな……はあ……でもミュージシャンとしてはやっぱり大好きだ。

 

■濃いファンほど見ないで良いところ見てしまうね

帯同してるミュージシャンの活動まで追うっていうのは、かなり熱心なファンしかしないだろうし、正直そこまで追っていなければこういう「うわー見なきゃよかった」という情報も目にすることはないんだよね、とも思う。勝手に見て苦しんでるだけ。

しかし知りたくなってしまうのがマスクに隠されたこのバンドの魅力でもあると思うし、色々といつも葛藤を感じる。

 

■そういう心境のままドイツに行くあたし

いや~これはほぼ2017年のツアー行く前のあたしと同じなんよ……

あの時は全員変更だったので、やはりあの時ほどではないけど。

でもあれはあれで楽しめた。当時リンシェーピングにも行ったしね。

だから今回も絶対楽しいとは思う。

でも行く前に気持ちの整理つけておきたくてここに吐き出させてもらったごめん楽しくない話で……

 

■ファン活動

しかし……やっぱし推し疲れというか、この前の記事でも書いたとおり今後しばらくGHOSTの絵は前よりは控えめになってファンとしての活動も深追いすると勝手に傷つくことを再確認したので控えめになってしまうかも。

訴訟の時は錯綜した情報からWikipediaに真偽不明の情報が書かれたり(当時修正した)、某雑誌で裏付けない情報からトビアスが批判されたりというのを見て、ちゃんと調べて日本語で発信する人いないのかよ……と変な使命感が芽生えてしまったりもしました。

あたしが日本人で一番詳しい人になる!くらいの今思うとただの痛い人だったなーと……当時を知っている人には忘れてもらいたいです……

 

GHOSTの未公開の絵はまだストックがあるのでツイッターに載せる予定ですが、多分今後GHOST成分少なくなるのでそれで増えたフォロワーの方には申し訳ないと思いつつ、でもそれはイラストレーター・ユッケとして得たものではないんで、というのを心に刻んで頑張りたい。

 

■最近フォローをしてもらってもフォローを返さなくなった訳

実はある時点からGHOST関連でフォローしてくださった方をフォロバしなくなったのにもGHOSTのバンドの性質が関わっていて。

おそらくGHOSTがバンドとして変容する中で興味を失う人も多く、その趣味だけでつながっていた人はそれについて語り合っててもそこでかかわりがなくなるという経験がSNSでは常だからです。

当たり前だしそういうものなんだけどある種の別れのようで寂しいんですよね。

 

■今後のブログ

次は多分ドイツ(ハンブルク旅行記を書きますね。

あと、絵に関するブログも今後書いていきたいと思ってます。