京都芸術大学通信教育部の学生さん向けのラジオに出演しました!
あまりの緊張で口の中カラッカラですが、とりあえず無事に収録は終わりました。
ラジオそのものは学生さん向けの限定公開となるので一般に公開は今のところないと思いますが、今回非常に貴重な経験だったので感想やラジオで学生の方にお伝えしたかった話を書いてみます。
■そもそもの経緯
実は去年から京都芸術大学通信教育部のイラストレーションコースの添削講師をさせて頂いています。
そのつながりで今回ラジオに出演する機会を頂いたのでした!
■自分で大丈夫か問題
大学のメインの講座とは別に、がっつりとしたハウツーではないけど絵の技法などを紹介するラジオ番組で、今回は「3Dを使ったイラストの描き方」のテーマでお話することになりました。
(この内容自体はそこそこちゃんと中身があるのでいつかこれとは全く別にメイキングを作ってみるのもいいかなと思っている。)
それで参考に過去の回(別の先生による自己紹介や実演)を聞かせて頂いていたんですが、皆さんかなりちゃんとしたキャリアと実力をお持ちだったんで、
あれ、これは私でいいのか……と正直かなり尻込みしました……
私はいわゆる有名人気イラストレーターではないので、「誰?」な人の話に興味を持ってもらうのって難しいかもな、と割と心配でこのところそわそわしっぱなしだったんですが、でも自分なりに伝えたいことは言えたかなと思います。
■自己紹介で伝えられること
それでとりあえず、ほかの方に比べると書ける経歴があんまりないので、今回自分にできることは「無名で輝かしい経歴もないけど幸せにイラストレーターやってますよ」という話をすることかな、と思いました。
(一応会社でキャラクターデザインとかもやらせてもらっててわりとそれは誇らしい経歴の一つなんだけどまあ諸事情あって今は少なくとも紹介できないというのもあります。)
で、とりあえずその意図はお伝えできたかな、と思います!うん、そうだと信じる……!
とにかく無名であるということは認めつつ、あんまり自虐的にならないように努めました。実際に今のほうが数年前より幸福度が高いし、どんどん絵の質も上げることができるようになってきたと思うし。
■SNSで人気なくても大丈夫
いや、人によっては大丈夫じゃないのかもしれないけど、とにかく絵を描いて暮らしていきたい私にとっては結構大丈夫だなと最近思う。
まあ別の部分での努力(基本的な技術、仕事するときの態度とか)を怠ったら大丈夫じゃなくなるという危機感は持っている。
そりゃあ若いころは名実ともにつりあったアイドル性のあるイラストレーターに憧れたものだし、まあ運よくそんな風になれたら今でも嬉しいのかもしれないけど、今はそんなことよりも自分が描いた絵で喜ぶ人が一人でも増えたら良い、それを一番大切にしたい。
ちょっと前まで有名になりたい、話を聞いてもらいたい、がすごい強かったんですけど、最近は自分の絵は人気になってほしいけど自分自身のことはそんなに知られなくてもいいと思うようになりました。
それも推しが絵を見てくれるからかもしれないね。そこに依存しすぎないようにもしたいね。
■まとめ
そんなわけで、あんまりうまくは喋れなかった気がするけど、伝えたかった事は概ね話せて、担当の方たちからもOK頂けたので、少しでも学生の進路を決めるヒントになったり、3Dの使い方とかも参考になればいいなと思います。
あ、別に伝える必要ないけど言い忘れたことは「GHOSTはグラミー賞とってる」でした。
……いや……絵を描く人にとって「グラミー賞」はさほど惹きつけるものないかもですね笑 言わんといてよかったかもしれない。
あとこれと別に過去の絵を振り返った自分語りのブログ下書きがあるんで完成したら公開するかもしれません。
実は下書き時点で長くなりすぎたので我に返ってこれ楽しいの私だけでは……と思い始めて今迷ってるところです……
(なんだよ結局自分語り好きじゃん。という自己矛盾……)
とにかく11月から今日までほかの仕事や今回のラジオの準備まで含めて濃厚でした。来年もがんばろう。(まだ一か月くらいあるけどな)